【E45】三陸自動車道 むすび丸春日パーキングエリア(下り線)で海苔加工道具を展示中です。
E45三陸自動車道 むすび丸春日パーキングエリア(下り線)にある文化財展示室(入場無料 開館時間:7:00-20:00 年中無休)では,七ヶ浜町教育委員会の協力を得て,現在,海苔の加工道具を展示しています。
宮城県の海苔養殖は安政元(1854)年に気仙沼地方で始まり,松島湾では大正末から昭和初期に養殖が始まりました。七ヶ浜町では昭和4(1929)年に最初の試験養殖が行われ,当初は水深が浅く、波が穏やかな松島湾内でしかできませんでした。その後,養殖資材や施設、設置方法の改良が続けられ,昭和30(1955)年に町内の漁協青年部を主体とする研究会が海苔網を張った筏を浮力材で海面に浮かべて碇で固定する方法を開発しました。これにより水深が深く,波が荒い太平洋側でも養殖が可能になりました。昭和50年頃には摘み取りから成形,乾燥までの機械化が進みました。今回は海苔加工が機械化される以前に使われていた道具を展示しています。
●本展示品に関するお問い合わせ
七ヶ浜町歴史資料館(七ヶ浜町教育委員会 生涯学習課 文化財係)
電話番号:022-365-5567
住所:宮城県宮城郡七ヶ浜町境山2丁目1番12号
入館料:無料 開館時間:9:00~16:00
休館日:月曜休館(祝休日の場合は翌日開館),年末年始
https://www.shichigahama.com/history/museum.html
(E45三陸自動車道・仙台港北インターチェンジから約15分)