仙台松島道路の歴史
三陸自動車道はここから始まった
仙台松島道路は、三陸縦貫自動車道(仙台市から宮古市までの全長220km)のうち、利府中ICから鳴瀬奥松島ICまでの全長18.3kmの区間です。
仙台松島道路は、仙台湾岸地区の整備進展に伴う主要幹線道路の交通渋滞の緩和、通行の円滑化及び交通安全の確保を目的として昭和54年に事業に着手、昭和57年10月に松島大郷インターチェンジ~松島北インターチェンジ間が開通しました。昭和62年には、仙台松島道路が、「仙台市と三陸沿岸地域を結び、地域間交流の促進と当該地域の活性化を目的とする『三陸縦貫自動車道』を構成する路線」として位置づけられました。この三陸縦貫自動車道決定の当時、自動車道を構成する路線で供用中の路線は「仙台松島道路」以外にはなく、「三陸縦貫自動車道は仙台松島道路から始まった」と言えるでしょう。
仙台松島道路は、昭和54年12月の工事(現在の松島大郷インターチェンジ~松島北インターチェンジ間)から、全線4車線化工事の完了した平成27年3月まで、道路の設置、延長、拡幅の工事を合計7回行い、現在に至っています。