【E45】三陸自動車道 むすび丸春日パーキングエリア(下り線)で縄文時代の装飾品「貝輪・貝の装身具」を展示中です。
E45三陸自動車道 むすび丸春日パーキングエリア(下り線)にある文化財展示室では,東松島市・奥松島縄文村歴史資料館の協力を得て,令和2年1月9日から縄文時代の貝輪・貝の装身具を展示中です。
この貝輪・貝の装身具は,松島湾に浮かぶ最大の島・宮戸島にある里浜貝塚から出土したものです。里浜貝塚は,縄文時代前期(約6800年前)から弥生時代中期にかけての集落跡で,その規模(日本最大級(東西約640m,南北約200m))などから,松島湾沿岸地域の拠点的集落のひとつであったと推定されており,国史跡にも指定されています。
今回展示している「貝輪・貝の装身具」については,縄文時代の女性に流行した高級アクセサリーの一つで,今回の展示では,当時全国的に流行していた「ベンケイガイ」製の貝輪のほか,地元産の貝である「アカガイ」製の貝輪や伊豆諸島や南西諸島でしかとれない貴重な貝「オオツタノハ」製の装身具などを展示しております。
E45三陸自動車道 むすび丸春日パーキングエリア(下り線)にお越しの際は,ぜひ文化財展示室へも足をお運びいただき,当時の人々の生活に思いをはせてみませんか(入場無料 開館時間:7:00-21:00 年中無休)。
●本展示品に関するお問い合わせ
奥松島縄文村歴史資料館
電話番号:0225-88-3927
住所:宮城県東松島市宮戸字里81-18
(E45三陸自動車道・鳴瀬奥松島インターチェンジから約20分)
営業時間:午前9時から午後4時30分まで
休館日:水曜日,年末年始
URL http://www.satohama-jomon.jp/index.html